人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

風流荘風雅屋

buttonde.exblog.jp

お上品を目指す、のんき節

国芳が

2011年03月05日
【歴史ミステリー】
歌川国芳の浮世絵に「スカイツリー」が予言されていた?

1:帰社倶楽部φ ★:2011/03/04(金) 16:54:54.85 ID:???0
◇幕末の浮世絵師・没後150年展で展示
江戸の浮世絵にスカイツリー?--。
川崎市川崎区の砂子の里資料館が7日から開く
「幕末浮世絵界の奇才 歌川国芳 没後150年展」(前期)に
展示される作品が、話題になっている。
作品は「東都三ツ股の図」。天保2(1831)年ごろの作と
され、隅田川にシジミ取りの舟が浮かび、手前には舟底をいぶす
2人の職人が描かれ「立ち上る煙と空の雲が綾(あや)なし、
独特の雰囲気を醸している」(同館)。絵の左奥は対岸の江戸・
深川辺りで、他の建物を圧するような細長い構造物が二つ
見える。左側の低い方は当時存在した火の見櫓(やぐら)と
され、その右の巨大な組み立て式の塔は実在しなかったという。

歌川国芳(1798~1861年)は葛飾北斎、歌川広重らと
同時代に活躍し、奇想、破天荒な作風の絵師として知られる。
江の島を描いた作などはおどろおどろしくもあり、
北斎などの写実性とは趣を異にする。
武者絵や美人画、化け物なども得意とした国芳だけに同館の
斎藤文夫館長は「当時は江戸城より高い建物は建てられない
決まりがあった。江戸の街を見下ろしており、
東京スカイツリーを予想したような恐るべき独創性に驚く」
と話している。

建物は井戸掘りの櫓と見られるが「深川界隈(かいわい)
であんな大きな塔を建て井戸を掘ることは考えられない」
と斎藤館長。また、展示される「東都御厩川岸之図」にある
貸し傘に書かれた「千八百六十一番」は、国芳の西暦没年と
同じ数字で「国芳だけに偶然とは思えぬ」とも。
自身が他界する年を予想するだけに、存在しない巨大な塔をも
描く独創があったのか。

斎藤館長は「絵を見てそれぞれに想像を膨らませてほしい」
と言う。同展は26日まで。4月4~23日には同展後期が
あり、 併せて100点を超える国芳作品を鑑賞できる。
問い合わせは同館。
[毎日新聞]2011年3月4日
 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110304mog00m040015000c.html
歌川国芳の「東都三ツ股の図」
国芳が_c0072801_9222575.jpg
(後略)
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3564743.html
by buttonde | 2011-03-05 09:23 | 日本画 | Trackback | Comments(0)

by buttonde