からくれない動物 85
2015年03月15日
傷ついたカササギフエガラスのヒナを保護したら、
やることなすこと人間じみてきた。
誰よりも家族を思いやる愛情深い鳥人間となった。
(オーストラリア)
2013年末、オーストラリア、ニューポートのビルゴラビーチ郊外
に住むブルーム一家は、自宅付近の地面に横たわっている、
生後わずか数週間のカササギフエガラスのヒナを保護した。
ヒナはかなり弱っていて危険な状態にあったが、獣医さんの
助言のもと、一家はつきっきりで看病した。「ペンギン」と
名付けられたヒナは一命をとりとめ、いまではすっかり
元気となった。
ブルーム一家の愛情をめいっぱいうけて育ったペンギンさん。
今ではすっかり自分も人間だと思い込み、家族の一員であること
を全力で示す。とにかくもう、なつっこくてやんちゃでかわいくて、
その様子はネット上に紹介され、あっという間に人気者となった。
The magpie who thinks she's a human:
'Penguin' likes to snuggle in bed, eats with the family - and
現在、あちらこちらへ元気に外を飛び回るようになった
ペンギンさんだが、いつだってブルーム家に戻ってくる。
キャメロンさんとサムさん夫妻、そしてルーベンくん(13歳)、
ノアくん(11歳)、オリくん(9歳)の3人の子供たちが彼女の
帰りを待っていてくれるからだ。
「子供が学校から帰ってくる3時半頃は家にいます。
帰ってきた気配を感じるとさえずり始めるんですよ」
とキャメロンさん。
ペンギンさんは普段、夜中まで外を散策しているのだが、
帰ってくると外の木に泊めてもらう。自由に空を飛べる彼女だが、
朝方は家族の周りをウロウロし、子供たちが登校するまで
自分の用事に出かけることはないそうだ。
子供たちは、まるで子犬をいたわるように、ペンギンさんを
かわいがる。そしてペンギンさんは、どうやらやはり、自分は
人間だとおもっているふしがあり、子どもたちをヒナのように
かわいがる。寝る時も、食べる時も、遊ぶ時も常に一緒だ。
風で木から吹き飛ばされ、地面にたたきつけられたと
思われるペンギンさんを発見したのはノアくんだ。
「獣医から飼育方法についてちょっとしたアドバイスを受け
ました。それで自分でも少し調べて、別の獣医にも相談して、
雛が食べられそうなエサを少し持っていたんです。育てている
うちに、飛び方も覚えてくれて…本当に楽しかったですよ」
とキャメロンさんは話す。
キャメロンさんによれば、ペンギンさんはキャッチボールなどの
遊びが大好きだという。また、歌も楽しみ、催促すると人間の
真似をしているかのような素振りも見せるそうだ。
「手を羽みたいに羽ばたかせると、ペンギンも羽ばたかせるん
です。家の中では常に子供と一緒に遊んでますよ。子どもの
玩具をつついたり、ゲームで遊んだりね。すっかり人に馴れ
ました。子供たちが友達とハンドボールで遊んでいると、
ペンギンは子供から子供へと飛び回って、何か一緒にプレイ
しているみたいなんです。面白くって、ハチャメチャです」。
庭にある大きなアカソケイの木に止まって、出かける家族を
お見送りすることもある。「まるで尻尾を振る犬みたいですよ。
木に止まって、興奮したみたいに羽を羽ばたかせるんです」。
さらに番犬としても有能らしい。知らない人が家を訪れると
警戒し、軽く突くこともあるのだ。ペンギンさんは自分を嫌う
大人たちがわかっているようだ。
そんなペンギンさんの日常だが、ときには災難に見舞われる
こともある。付近の鳥に襲われることがあるのだ。 「庭で虫を
突いているとき、近くに他のカササギフエカラスが接近してくると、
まっしぐらに家の中に飛んできて避難します。
襲われて血を流したこともありますよ」。
オーストラリア固有在来動物協会里親制度のボランティア、
ヘイゼル・クラネンバーグさんによると、こうしたことはよく耳に
する話だという。縄張り意識の強い鳥がいるため、保護した
カササギフエガラスを自然に還すのは難しいのだという。
自然に放すには、他のカササギフエガラスがいない奥地まで
行く必要もあるそうだ。それでも仲間には見つかってしまう
らしいのだが。
「美しい鳴き声でさえずる可愛い鳥ですよ。繁殖期以外は
それほど攻撃的でもないですし」とクロネンバーグさん。
さらにペンギンさん、ブルーム家の子供たちがそうしている
のと同様、ときには家に友達を連れてくることがあるそうだ。
「数ヶ月ほど前、カササギフエガラスの雛を見つけたんですが、
ペンギンはその子と遊び始めて、家の中に連れてきました。
2匹はおしゃべりをして、一緒にはしゃぎ回っていました。
本当に素敵でした。いつの日かペンギンも自分の家族を
作るのでしょうね」とキャメロンさんは語る。
その日まで、カササギフエガラスの家族を迎えた
ブルーム家は幸せな日々を送るのだろう。
via:abc・原文翻訳:hiroching
シャワーを浴びるのも子供と一緒。
とにかく一緒じゃないと気が済まないペンギンさん。
Penguin the magpie takes a shower
カササギフエガラスはオーストラリアやニューギニア島に生息
する鳥で、見た目はカササギによく似ており、一般名は英語でも
同じだが、実際にはカササギ科に属するそうだ。姿が似てるだけ
かもしれないが、カラス並みの賢さがうかがえるのは、ペンギン
さんが特別なのか、環境によるものなのだろうか。いずれにしても
こんなに愛されているペンギンさんは家族の一員として今日も
みんなを楽しませてくれているにちがいない。
(追記:鳥名を変更いたしました)
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仲良きことはスリリングの連続かな。
犬とカササギのどきどきプレイタイム
「おいしいごはんをありがとう!」 いつも餌をくれる少女に
カラスがカラス的な宝物を持ってくるようになった。(イタリア)
自転車通勤中、ほぼ毎日カササギに
執拗に攻撃される男(オーストラリア)
カササギたちのパイルダーオン!!
広げた翼の美しさが鮮明に!!飛行中の鳥たちの写真
生きた馬からダイレクトに毛を採取するカササギたち
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52187084.html
2015.03.15 「どこ行ってたの!」
10日ぶりに帰ってきた犬をハグして離さない猫の動画
by chaka
ネコは淡白、悪く言えば薄情な生き物であることはよく知られた
事実なのですが、こちらのネコは10日ほど家をあけていた犬を
熱烈に歓迎しており、どうやら淡白でないネコもいることが
明らかになりました。
動画はこちらから。
Cat misses dog after being apart for 10 days
人間相手だとたとえ半年会わなくてもそっけない態度をとる猫
ですが、しっかりと抱きついて離れないっぷりはいったい
どういうことなのでしょうか……なんとも羨ましい動画ですね。
http://dailynewsagency.com/2015/03/15/cat-misses-dog-after-being-udc/
2015年03月19日
「あの車の運転手に蹴られただと?よし、やっちまえ!」
ドライバーに蹴られた野良犬が仲間と共に車を攻撃(中国)
今月上旬のことだ。中国南西部の重慶の駐車場で寝ていた
1匹の野良犬がいた。この駐車場に車を止めようとしていた
赤いフォルクスワーゲンの運転手は、犬が邪魔だと
蹴りを入れた。
その場は立ち退いた野良犬だったが、これだけでは
終わらなかった。なんと仲間の犬を集め、駐車場に
止めてある赤い車に反撃を開始したのだ。
この写真は、駐車場の近隣に住む住人が撮影したものだ。
ドライバーが犬を蹴っているところからずっと見ていたという。
車の前輪のボディーに噛みつき攻撃をくわえる犬
仲間の犬が加勢に入った。
「お前何してんだ?」
「このドライバーに蹴られたんだよ。だからおしおきだ」
「よし、俺たちも手伝うぜ!」
とばかりに2匹の犬が加勢に加わった。
ワイパーに噛みついたり、ホイールトリムに噛みついたり。
良く見るとかなりボディーが凹み始めている
ボッコボコにしてやんぜ!
どうやら1匹は見張りのようだ。
運転手が来たらとっとと逃げるつもりだろう。
犬はやはりそうとう賢いようだ。良くされたことも覚えていれば、
悪くされたこともしっかり覚えていて、しかも仲間と感情を共有
することもでき、仲間と一緒にチームプレイをすることができる。
たかが1匹の犬と侮っていじめると、仲間を呼ばれて
ボッコボコにされる可能性があるということだ。
ちなみにこちらの映像は別件で、場所は不明ながら、
道をふさいでいた野良犬たちにクラクションをならしたところ、
反撃されて車のナンバープレートが外れてしまうという映像だ。
っていうかナンバープレートがないと困るってことを
知っててやってるとしたらすごいなこれ。
Don't honk at this dog. Don't even look at him
野良犬たちはいつも命がけで生きている。そういった暮らしの
中で身を守るすべを覚えたのかもしれない。野良犬には
飼い主がいないので、この車のオーナーも自腹で修理代を
払わなければならないだろう。
via:metro
▼あわせて読みたい
犬は最初に飼ってくれた家族のことを決して忘れない。
たとえ捨てられた後でも・・・
感動の再会、犬は自分を助けてくれた人のことを忘れない
「受けた恩は忘れない」。1匹の野良犬との出会いが
過酷なレースに挑んだチームの心を動かした感動の物語。
実際のところ犬は人間のことをどう思っているのだろう?
脳スキャンで明らかになった犬の本音は、
「それでも人間を愛してる」。(各国研究)
戦地に赴任中、ガールフレンドに最愛の犬を売りとばされて
しまった米軍兵士、努力の甲斐かいあって愛犬が戻ってきた!
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52187411.html
2015年03月24日
1匹の捨て犬が人間に助けを求め、
10匹の子犬と母犬の命を救った物語(アメリカ)
1匹の捨て犬が通行人に向かって懸命に鳴いて注意を
引きつけ、林の中の生まれたばかりの子犬10匹と衰弱した
母犬の居場所を知らせるというドラマがあったようだ。
犬の母子の命を救ったラブラドールの雑種は、これが
きっかけでヒーローと名付けられた。ヒーローは、
米テキサス州の南ダラス公園でここ数週間うろちょろしていた。
動物保護団体ダラス・ドガー=レスキュー・リハブ・
リフォームが保護しようと試みたが、
なかなか捕まえることができないでいたらしい。
Abandoned Dog Heroically Saves Puppies Lives
https://m.youtube.com/watch?v=9yS5lS5AXv0
保護団体から逃げるようにしていたヒーローだが、
先週火曜日の夜に限っては、保護スタッフのマリーナ・
タラシャフスカさんとジョン・ミラーさんに
しつこく吠えかけてきたという。
母子を救ったヒーロー
2人がヒーローに近寄ろうとすると、吠えながらも
少しずつ後ずさりしてゆく。この様子を見て、
タラシャフスカさんとミラーさんは彼が何かを
訴えていることに気がつき、林の中へ付いて行くことに
したそうだ。すると、小川のすぐ側にある焼け落ちた
木へと辿り着いた。
なんと、その木の下では10匹の子犬が体を震わせて
いたのだ。1匹は凍死寸前であり、さらに衰弱した母犬が
そばに横たわっていたという。
Hero The Abandoned Dog Leads Rescuers
To 10 Newborn Puppies To Save Their Lives.
https://m.youtube.com/watch?v=5XhygBNZSUY
11匹は保護され、暖かい保護施設に引き取られた。
危機を知らせたヒーローも一緒に引き取られたが、
彼は保護された犬たちから片時も離れようとしなかった
という。
ドガー=レスキューによれば、ヒーローが子犬たちの
父親である可能性もあるという。事の真偽は不明だが、
いずれにせよ子煩悩ないいお父さんになってくれることは
間違いないだろう。
「夜に公園へ行ってみると、ヒーローが本当に大きな
声で吠えていました。いつもとは違う感じで、
鳴き止む様子もなく、何か困っているようにも
聞こえました」とタラシャフスカさん。
保護された母犬はモナと名付けられたが、タラシャフスカ
さんはヒーローとモナが一緒にいるところをよく目撃しており、
妊娠しているのではないかと睨んでいた。そのため、
ヒーローが吠えたとき、妊婦の身に何かあったのでは
ないかと思ったという。
「妊娠のことを知っていたから、彼に付いて行くことに
したんです。ヒーローは木の側の小川のところまで私たちを
連れて行き、そこで子犬の鳴き声が聞こえてきました。
それであの子たちを発見できたんです。本当に驚きですが
彼の助けがなければ発見できていなかったでしょう」
ヒーローのお手柄で無事救出された子犬たち
母犬も救われた
犬の行動の専門家であるミラーさんは、ヒーローの様子を
見てすぐに悟ったという。彼の吠え方と行動が付いて来いの
合図だったからだ。
ヒーローはもしかしたら、母犬のことが心配で保護施設の
人たちから逃げていたのかもしれないね。一緒に保護された
ヒーローはきれいきれいされて、さらに凛々しくなったようだよ
via:dailymail・原文翻訳:hiroching
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犬のお母さんグッジョブ!火事からわが子を守るため
9匹の子犬を土に埋めた母犬。全員無事救出される。(チリ)
「この人危険!」犬が息子を必死に守ろうとする態度で
ベビーシッターの虐待に気が付いたアメリカの夫婦
生まれる前からこのプロテクト。
妊婦さんのお腹を守る強力なガード犬
犬が少女の命を救う。シベリアの森を彷徨い
行方不明となっていた3歳の少女、12日目に無事救出(ロシア)
火事に巻き込まれた飼い主を助けるためにパトカーを
誘導して火事現場まで案内したお手柄犬(アメリカ)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52188069.html
2015年04月12日
外国人「日本の猫を飼ってみたら…炊飯器のそばに座って、
ご飯の炊けたにおいを嗅ぐのが好きみたい」人気の写真
猫は品種ごとに食べ物の好みが異なりますが、
住んでいる場所の食文化も、
DNAに刻まれているのかもしれません。
外国人が日本の猫を飼ってみたところ、炊飯器の横に座って、
炊けたご飯のにおいを嗅ぐようになったそうです。
「ふーむ、いい香りだニャ」
さすが和猫、炊きたてご飯の香りをこんなにも愛するとは、
日本の心がわかっています。
よっぽど香りがいいのか、悟りを開いているのかといった
この表情に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●うちのハワイ猫は、海苔とご飯にクレイジーになるよ。
↑うちの猫は、毎晩夜中1時にクレイジーになる。
●うちの中国猫は、炊飯器をなぜか怖がる。
●うちのアメリカ猫は、座ってイヤな奴ってだけだ。
↑それがフリーダム。
●炊飯器のブランドがタイガーで、
猫もオレンジのタイガーだ。
●うちのカナダ猫は、外に座って
メープルの木のにおいを嗅ぐのが好きだ。
●これは炊飯器ではなく脱水機だけど。
↑薬局にいる中毒者みたいだな。
●うちのバカ猫は、どこ出身か教えてくれない。
↑そういうときはユダヤ猫なんだ。
●うちのロシア猫は、アル中だよ。
●生まれつきの日本の猫? それとも移民した日本の猫?
東京の動物愛護センターからもらってきた猫で、
パクチーというそうです。
(生後2か月のとき)
My Japanese cat loves to sit near my rice cooker
and smell the steam of freshly cooked rice
http://labaq.com/archives/51847514.html
傷ついたカササギフエガラスのヒナを保護したら、
やることなすこと人間じみてきた。
誰よりも家族を思いやる愛情深い鳥人間となった。
(オーストラリア)
に住むブルーム一家は、自宅付近の地面に横たわっている、
生後わずか数週間のカササギフエガラスのヒナを保護した。
ヒナはかなり弱っていて危険な状態にあったが、獣医さんの
助言のもと、一家はつきっきりで看病した。「ペンギン」と
名付けられたヒナは一命をとりとめ、いまではすっかり
元気となった。
ブルーム一家の愛情をめいっぱいうけて育ったペンギンさん。
今ではすっかり自分も人間だと思い込み、家族の一員であること
を全力で示す。とにかくもう、なつっこくてやんちゃでかわいくて、
その様子はネット上に紹介され、あっという間に人気者となった。
The magpie who thinks she's a human:
'Penguin' likes to snuggle in bed, eats with the family - and
現在、あちらこちらへ元気に外を飛び回るようになった
ペンギンさんだが、いつだってブルーム家に戻ってくる。
キャメロンさんとサムさん夫妻、そしてルーベンくん(13歳)、
ノアくん(11歳)、オリくん(9歳)の3人の子供たちが彼女の
帰りを待っていてくれるからだ。
「子供が学校から帰ってくる3時半頃は家にいます。
帰ってきた気配を感じるとさえずり始めるんですよ」
とキャメロンさん。
帰ってくると外の木に泊めてもらう。自由に空を飛べる彼女だが、
朝方は家族の周りをウロウロし、子供たちが登校するまで
自分の用事に出かけることはないそうだ。
子供たちは、まるで子犬をいたわるように、ペンギンさんを
かわいがる。そしてペンギンさんは、どうやらやはり、自分は
人間だとおもっているふしがあり、子どもたちをヒナのように
かわいがる。寝る時も、食べる時も、遊ぶ時も常に一緒だ。
思われるペンギンさんを発見したのはノアくんだ。
「獣医から飼育方法についてちょっとしたアドバイスを受け
ました。それで自分でも少し調べて、別の獣医にも相談して、
雛が食べられそうなエサを少し持っていたんです。育てている
うちに、飛び方も覚えてくれて…本当に楽しかったですよ」
とキャメロンさんは話す。
キャメロンさんによれば、ペンギンさんはキャッチボールなどの
遊びが大好きだという。また、歌も楽しみ、催促すると人間の
真似をしているかのような素振りも見せるそうだ。
「手を羽みたいに羽ばたかせると、ペンギンも羽ばたかせるん
です。家の中では常に子供と一緒に遊んでますよ。子どもの
玩具をつついたり、ゲームで遊んだりね。すっかり人に馴れ
ました。子供たちが友達とハンドボールで遊んでいると、
ペンギンは子供から子供へと飛び回って、何か一緒にプレイ
しているみたいなんです。面白くって、ハチャメチャです」。
お見送りすることもある。「まるで尻尾を振る犬みたいですよ。
木に止まって、興奮したみたいに羽を羽ばたかせるんです」。
さらに番犬としても有能らしい。知らない人が家を訪れると
警戒し、軽く突くこともあるのだ。ペンギンさんは自分を嫌う
大人たちがわかっているようだ。
そんなペンギンさんの日常だが、ときには災難に見舞われる
こともある。付近の鳥に襲われることがあるのだ。 「庭で虫を
突いているとき、近くに他のカササギフエカラスが接近してくると、
まっしぐらに家の中に飛んできて避難します。
襲われて血を流したこともありますよ」。
オーストラリア固有在来動物協会里親制度のボランティア、
ヘイゼル・クラネンバーグさんによると、こうしたことはよく耳に
する話だという。縄張り意識の強い鳥がいるため、保護した
カササギフエガラスを自然に還すのは難しいのだという。
自然に放すには、他のカササギフエガラスがいない奥地まで
行く必要もあるそうだ。それでも仲間には見つかってしまう
らしいのだが。
それほど攻撃的でもないですし」とクロネンバーグさん。
さらにペンギンさん、ブルーム家の子供たちがそうしている
のと同様、ときには家に友達を連れてくることがあるそうだ。
「数ヶ月ほど前、カササギフエガラスの雛を見つけたんですが、
ペンギンはその子と遊び始めて、家の中に連れてきました。
2匹はおしゃべりをして、一緒にはしゃぎ回っていました。
本当に素敵でした。いつの日かペンギンも自分の家族を
作るのでしょうね」とキャメロンさんは語る。
その日まで、カササギフエガラスの家族を迎えた
ブルーム家は幸せな日々を送るのだろう。
シャワーを浴びるのも子供と一緒。
とにかく一緒じゃないと気が済まないペンギンさん。
Penguin the magpie takes a shower
カササギフエガラスはオーストラリアやニューギニア島に生息
する鳥で、見た目はカササギによく似ており、一般名は英語でも
同じだが、実際にはカササギ科に属するそうだ。姿が似てるだけ
かもしれないが、カラス並みの賢さがうかがえるのは、ペンギン
さんが特別なのか、環境によるものなのだろうか。いずれにしても
こんなに愛されているペンギンさんは家族の一員として今日も
みんなを楽しませてくれているにちがいない。
(追記:鳥名を変更いたしました)
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仲良きことはスリリングの連続かな。
犬とカササギのどきどきプレイタイム
「おいしいごはんをありがとう!」 いつも餌をくれる少女に
カラスがカラス的な宝物を持ってくるようになった。(イタリア)
自転車通勤中、ほぼ毎日カササギに
執拗に攻撃される男(オーストラリア)
カササギたちのパイルダーオン!!
広げた翼の美しさが鮮明に!!飛行中の鳥たちの写真
生きた馬からダイレクトに毛を採取するカササギたち
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52187084.html
2015.03.15 「どこ行ってたの!」
10日ぶりに帰ってきた犬をハグして離さない猫の動画
by chaka
事実なのですが、こちらのネコは10日ほど家をあけていた犬を
熱烈に歓迎しており、どうやら淡白でないネコもいることが
明らかになりました。
動画はこちらから。
Cat misses dog after being apart for 10 days
人間相手だとたとえ半年会わなくてもそっけない態度をとる猫
ですが、しっかりと抱きついて離れないっぷりはいったい
どういうことなのでしょうか……なんとも羨ましい動画ですね。
http://dailynewsagency.com/2015/03/15/cat-misses-dog-after-being-udc/
2015年03月19日
「あの車の運転手に蹴られただと?よし、やっちまえ!」
ドライバーに蹴られた野良犬が仲間と共に車を攻撃(中国)
1匹の野良犬がいた。この駐車場に車を止めようとしていた
赤いフォルクスワーゲンの運転手は、犬が邪魔だと
蹴りを入れた。
その場は立ち退いた野良犬だったが、これだけでは
終わらなかった。なんと仲間の犬を集め、駐車場に
止めてある赤い車に反撃を開始したのだ。
この写真は、駐車場の近隣に住む住人が撮影したものだ。
ドライバーが犬を蹴っているところからずっと見ていたという。
仲間の犬が加勢に入った。
「お前何してんだ?」
「このドライバーに蹴られたんだよ。だからおしおきだ」
「よし、俺たちも手伝うぜ!」
とばかりに2匹の犬が加勢に加わった。
ワイパーに噛みついたり、ホイールトリムに噛みついたり。
運転手が来たらとっとと逃げるつもりだろう。
悪くされたこともしっかり覚えていて、しかも仲間と感情を共有
することもでき、仲間と一緒にチームプレイをすることができる。
たかが1匹の犬と侮っていじめると、仲間を呼ばれて
ボッコボコにされる可能性があるということだ。
ちなみにこちらの映像は別件で、場所は不明ながら、
道をふさいでいた野良犬たちにクラクションをならしたところ、
反撃されて車のナンバープレートが外れてしまうという映像だ。
っていうかナンバープレートがないと困るってことを
知っててやってるとしたらすごいなこれ。
Don't honk at this dog. Don't even look at him
野良犬たちはいつも命がけで生きている。そういった暮らしの
中で身を守るすべを覚えたのかもしれない。野良犬には
飼い主がいないので、この車のオーナーも自腹で修理代を
払わなければならないだろう。
via:metro
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たとえ捨てられた後でも・・・
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しまった米軍兵士、努力の甲斐かいあって愛犬が戻ってきた!
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52187411.html
2015年03月24日
1匹の捨て犬が人間に助けを求め、
10匹の子犬と母犬の命を救った物語(アメリカ)
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引きつけ、林の中の生まれたばかりの子犬10匹と衰弱した
母犬の居場所を知らせるというドラマがあったようだ。
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きっかけでヒーローと名付けられた。ヒーローは、
米テキサス州の南ダラス公園でここ数週間うろちょろしていた。
動物保護団体ダラス・ドガー=レスキュー・リハブ・
リフォームが保護しようと試みたが、
なかなか捕まえることができないでいたらしい。
Abandoned Dog Heroically Saves Puppies Lives
https://m.youtube.com/watch?v=9yS5lS5AXv0
保護団体から逃げるようにしていたヒーローだが、
先週火曜日の夜に限っては、保護スタッフのマリーナ・
タラシャフスカさんとジョン・ミラーさんに
しつこく吠えかけてきたという。
2人がヒーローに近寄ろうとすると、吠えながらも
少しずつ後ずさりしてゆく。この様子を見て、
タラシャフスカさんとミラーさんは彼が何かを
訴えていることに気がつき、林の中へ付いて行くことに
したそうだ。すると、小川のすぐ側にある焼け落ちた
木へと辿り着いた。
なんと、その木の下では10匹の子犬が体を震わせて
いたのだ。1匹は凍死寸前であり、さらに衰弱した母犬が
そばに横たわっていたという。
Hero The Abandoned Dog Leads Rescuers
To 10 Newborn Puppies To Save Their Lives.
https://m.youtube.com/watch?v=5XhygBNZSUY
11匹は保護され、暖かい保護施設に引き取られた。
危機を知らせたヒーローも一緒に引き取られたが、
彼は保護された犬たちから片時も離れようとしなかった
という。
父親である可能性もあるという。事の真偽は不明だが、
いずれにせよ子煩悩ないいお父さんになってくれることは
間違いないだろう。
「夜に公園へ行ってみると、ヒーローが本当に大きな
声で吠えていました。いつもとは違う感じで、
鳴き止む様子もなく、何か困っているようにも
聞こえました」とタラシャフスカさん。
さんはヒーローとモナが一緒にいるところをよく目撃しており、
妊娠しているのではないかと睨んでいた。そのため、
ヒーローが吠えたとき、妊婦の身に何かあったのでは
ないかと思ったという。
「妊娠のことを知っていたから、彼に付いて行くことに
したんです。ヒーローは木の側の小川のところまで私たちを
連れて行き、そこで子犬の鳴き声が聞こえてきました。
それであの子たちを発見できたんです。本当に驚きですが
彼の助けがなければ発見できていなかったでしょう」
ヒーローのお手柄で無事救出された子犬たち
見てすぐに悟ったという。彼の吠え方と行動が付いて来いの
合図だったからだ。
ヒーローはもしかしたら、母犬のことが心配で保護施設の
人たちから逃げていたのかもしれないね。一緒に保護された
ヒーローはきれいきれいされて、さらに凛々しくなったようだよ
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犬のお母さんグッジョブ!火事からわが子を守るため
9匹の子犬を土に埋めた母犬。全員無事救出される。(チリ)
「この人危険!」犬が息子を必死に守ろうとする態度で
ベビーシッターの虐待に気が付いたアメリカの夫婦
生まれる前からこのプロテクト。
妊婦さんのお腹を守る強力なガード犬
犬が少女の命を救う。シベリアの森を彷徨い
行方不明となっていた3歳の少女、12日目に無事救出(ロシア)
火事に巻き込まれた飼い主を助けるためにパトカーを
誘導して火事現場まで案内したお手柄犬(アメリカ)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52188069.html
2015年04月12日
外国人「日本の猫を飼ってみたら…炊飯器のそばに座って、
ご飯の炊けたにおいを嗅ぐのが好きみたい」人気の写真
猫は品種ごとに食べ物の好みが異なりますが、
住んでいる場所の食文化も、
DNAに刻まれているのかもしれません。
外国人が日本の猫を飼ってみたところ、炊飯器の横に座って、
炊けたご飯のにおいを嗅ぐようになったそうです。
さすが和猫、炊きたてご飯の香りをこんなにも愛するとは、
日本の心がわかっています。
よっぽど香りがいいのか、悟りを開いているのかといった
この表情に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
●うちのハワイ猫は、海苔とご飯にクレイジーになるよ。
↑うちの猫は、毎晩夜中1時にクレイジーになる。
●うちの中国猫は、炊飯器をなぜか怖がる。
●うちのアメリカ猫は、座ってイヤな奴ってだけだ。
↑それがフリーダム。
●炊飯器のブランドがタイガーで、
猫もオレンジのタイガーだ。
●うちのカナダ猫は、外に座って
メープルの木のにおいを嗅ぐのが好きだ。
●これは炊飯器ではなく脱水機だけど。
●うちのバカ猫は、どこ出身か教えてくれない。
↑そういうときはユダヤ猫なんだ。
●うちのロシア猫は、アル中だよ。
●生まれつきの日本の猫? それとも移民した日本の猫?
東京の動物愛護センターからもらってきた猫で、
パクチーというそうです。
My Japanese cat loves to sit near my rice cooker
and smell the steam of freshly cooked rice
http://labaq.com/archives/51847514.html
by buttonde
| 2015-03-17 06:25
| 他
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