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風流荘風雅屋

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お上品を目指す、のんき節

国芳展

2017/03/07
およそ240点の国芳!普遍的な人気の浮世絵師に迫る
「歌川国芳 21世紀の絵画力」開催
増田 吉孝@
国芳展_c0072801_20501250.png
江戸時代後期の浮世絵師である、
みんな大好き「歌川国芳」の展覧会が開催されますよ!
3月11日(土)から府中市美術館で開催されるのは
歌川国芳 21世紀の絵画力」という展覧会で、
国芳の作品の中に秘められた造形力や美意識に探る内容に
なるとのこと。展示作品を見てみると有名どころが
目白押しですよ。
国芳展_c0072801_20515767.png
Japaaanではこれまでに様々な形で紹介してきた歌川国芳
読者の方々の中にも国芳ファンは多いことでしょう。
国芳が人気絵師になったきっかけは歴史上のヒーローを
描いた武者絵で、数多くの武者絵作品を残しています。
国芳展_c0072801_20532010.png
《相馬の古内裏》 後期展示

武者絵の他にも、ユーモア溢れる作風の戯画や、
猫を始めとする動物を題材にした作品も残しており、
これらの作品は現代でもとても人気で、色々な雑貨の
絵柄にも使用されていたり
します。最近では国芳が描いた
ネコが印鑑になった「五十三疋のねこずかん」も
発売されましたね。現代アートに携わる人たちの中には
国芳ファンが多いようにも思えます。
国芳展_c0072801_20535622.png
《西塔鬼若丸》後期展示
本展は二部構成になっており、第1章の「19世紀の国芳」
では、国芳の作品の成り立ちや当時のありようを紹介。
第2章は「21世紀の国芳」と題し、国芳の作品がどうして
今もなお輝いているのか、どんなところが現代人に
訴えているのかを探る内容になっています。
国芳展_c0072801_20542344.png
《きん魚づくし ぼんぼん》 前期展示

前期・後期合わせておよそ240点の国芳の作品が展示される
そうで、代表作の多くを、摺りの状態、保存状態ともに
非常に良質の作品で楽しめる内容になっているそう。
嬉しいことに2度目は半額で観覧できますので、
時間が合えば前期後期ともにたのしんでみたいところです。

展覧会「歌川国芳 21世紀の絵画力」は
2017年3月11日(土)〜5月7日(日)の期間、
府中市美術館で開催されます。
前期は3月11日(土)〜4月9日(日)。
後期は4月11日(火)〜5月7日(日)。

歌川国芳 21世紀の絵画力
http://mag.japaaan.com/archives/52142
by buttonde | 2017-03-09 20:55 | 日本画 | Trackback | Comments(0)

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