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2014年9月18日
【天才画家】類稀な観察力。
デューラーの描いた「手」に見るデッサン力
by pp
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plginrt-project's SouZou Creations Album

ドイツのルネサンス期の画家アルブレヒト・デューラー
(Albrecht Dürer)(1471-1528)が手をモチーフに描いた
デッサンをご紹介します。
上の作品は37歳の時に描いた「Hands of an Apostle」(1508)
です。祈りを捧げる弟アルバートの手を描いたとされている作品
です。デューラーのデッサンはいつ見ても凄いわけですが、
手をモチーフにしたデッサンがとても多く、肖像画でも手のポーズ
は絵の中の構成要素としてかなり比重があるようです。
指の1本1本が異様な生命力に満ちた存在感があり、観察による
描写とデフォルメされた造形は見るものを圧倒する力があります。
描かれた手と同じポーズを取ってみると、その手に何を見たのかが
わかるかもしれません。

デューラーの父は、彼が生まれる16年前にハンガリーからニュー
ルンベルクの 近郊に移住してきた鍛冶屋だったが、18人もの
子沢山だったため、 鍛冶仕事や雑用程度の手間賃稼ぎに
追われて、 生計を建ててゆくのが困難だったとされる。
鍛冶屋のアルブレヒトとアルバートの息子2人がある日相談して、
コイントスに勝った方がニュールンベルクの町にゆきアカデミーで
絵画の勉強をし、 負けた方が4年間炭坑で働き学資を稼ぐ。
そして4年経った後には、 絵で生計を立てるようになった方が、
最初働いていた兄弟の絵の勉強の学資を出す。
こんな約束だった。
生の感動伝えるデューラーより


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by buttonde | 2014-09-19 04:47 | 西洋画 | Trackback | Comments(0)