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風流荘風雅屋

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お上品を目指す、のんき節

国芳・国貞展

2016/01/08
見逃せないガチンコ対決!
歌川国芳&国貞揃っては初の大規模展
「俺たちの国芳 わたしの国貞」開催
国芳・国貞展_c0072801_7282367.jpg
浮世絵のツートップが渋谷でマッチアップだ!!

ボストン美術館の14,000枚を超える浮世絵コレクションの
中から、歌川国芳と歌川国貞の作品を厳選して紹介する
「俺たちの国芳 わたしの国貞」展が、
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されます。

本展は初の大規模な国芳・国貞展となります。ボストン
美術館の規定により、一度貸し出されると5年間は
非公開となるため、この機会は見逃せません。
国芳・国貞展_c0072801_730386.jpg
今回の展示では幕末の歌川派の人気浮世絵師、
国芳と国貞の兄弟弟子による名品を同じテーマで
比較展示することで、対照的な作風を際立たせます。

豪快な武者絵と大胆な構図が魅力の国芳と、粋な美人画や
緻密な表現で一世を風靡した国貞。テレビやグラビア雑誌
がない江戸時代でファンを熱狂させた絵師2人は、
江戸の「俺たち」「わたし」が見ていた世界を
現代に蘇らせます。



国芳・国貞展_c0072801_731824.jpg
本展の見どころは浮世絵作品だけじゃありません。
展示の各章のタイトルには現代的なルビをふられ、
「髑髏彫物伊達男」には「スカル&タトゥー・クールガイ」、
「今様江戸女子姿」に「エドガールズ・コレクション」
などなど。一気にポップ感が急上昇するユニークな
ルビも見どころの一つです。
国芳・国貞展_c0072801_732453.jpg
究極の江戸ポップカルチャーとしての浮世絵の魅力が
いっぱいの展覧会。これは要チェックですよ。

ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞

会期:2016/3/19(土)~6/5(日)※会期中無休
開館時間:10:00~19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
観覧料:一般¥1,500(¥1,300)
 大学・高校生¥1,000(¥800)
 中・小学生¥700(¥500)

公式サイト ボストン美術館所蔵
俺たちの国芳 わたしの国貞 (くにくに)|日本テレビ

http://mag.japaaan.com/archives/34275
by buttonde | 2016-01-09 07:35 | 日本画 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from dezire_photo.. at 2016-01-17 13:49
タイトル : 浮世絵の誕生・浮世絵の歴史と肉筆浮世絵の魅力
肉筆浮世絵-美の競艶Nikuhitsuga of Japanese painting in the ukiyo-e artstyle 浮世絵というと一般的には量産された浮世絵版画を思い浮かべます。それに対して、一点物の肉筆浮世絵は絵師たちが腕をふるって女性の髪の生え際や華麗な衣裳の文様まで精緻に描かれている作品が多く見られ、絶対数も少なく大変貴重で、大名や豪商たちからの注文を受けて描かれたものも多くありました。... more

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