人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

風流荘風雅屋

buttonde.exblog.jp

お上品を目指す、のんき節

怖い話

2016年08月19日
すごく短いんだけどやっぱり怖い
20の短編ホラーストーリー(怪談話)
怖い話_c0072801_018302.jpg
※以下画像略
 怪談、海外で言うところのホラーストーリーは、
必ずしも長編である必要はない。優れた作家ほど、
より少ない言葉で恐怖の神髄を読者に伝えることができる。

 ここにあげる海外の短編ホラーは、短いのにズキューンと
胸に突き刺さるそんなものばかりで、夏の暑さを払拭する
には十分なものばかりだ。だが極限まで切り詰められた
悪夢のような話を読んだ後で、今宵君たちが眠れるか
どうかはアイドンノウだ。

1. 陶器のようなうつろな目して、わたしが見つけた
一番かわいらしいピンクのドレスを着た人形が、
うちの棚に座っている。
どうして彼女は死産で生まれてこなくては
ならなかったのだろう?

2. 312日目。いまだインターネット不通。

3. 医者たちは、手足を切断した人に言う。
ときどき切断したはずの手足がまだあるような幻覚を
覚えることがあるかもしれないと。
その瞬間はふいにやってきた。確かに彼は冷たい指に、
もうない手を撫でられるのを感じたのだ。



4. 彼らは発砲ビニールの梱包材に包まれたマネキンを
届けた。すると、誰もいないはずのメインルームから、
ビニールがプチプチとはじける音が聞こえ始めた。

5. ガラスをたたく音で目が覚めた。最初、
窓がたたかれたのかと思ったが違っていた。
その音は鏡からしていたのだ。

6. 動くことも、息をすることも、
しゃべることもできないし、なにも聞こえない。
それにずっと真っ暗だ。こんなに孤独なのが
わかっていたら、火葬にされたほうがましだったろう。

7. 今、夜勤でひとりで監視カメラを見ている。
地下室でカメラをじっと見つめている顔がある。

8. 息子をベッドに寝かしつけようとすると彼が言った。
「パパ、ぼくのベッドの下に
お化けがいないか確かめてみて」
息子のジョークにつきあってベッドの下を見てみた。
すると彼がいた。もうひとり息子がベッドの下に。
彼はこちらをじっと見て、震えながらささやいた。
「パパ、誰かがぼくのベッドの上にいるよ」

9. きつい一日を終えて仕事から帰宅すると、
暗い部屋の中で死んだはずのガールフレンドが死産した
子供を抱きかかえてあやしていた。生きている人間に
空き巣に入られた瞬間を目撃するのとどちらが
怖いのかわからなくなってきた。

10. わたしは妻と娘にお休みのキスをして眠りについた。
目覚めると、精神病患者を閉じ込めるための壁に
詰め物が入った部屋にいた。
そして看護師にそれはただの夢だと言われた。

11. 昨夜、妻がわたしを起こして言った。
家に誰か侵入者がいると。
2年前に侵入者によって殺された妻に・・・

12. 娘は真夜中に泣き叫ぶのをやめようとしない。
わたしは娘の墓を訪れて、やめるよう頼んだが
やはりだめだったようだ。

13. 彼女はどうして自分にはふたつ影があるのか
不思議に思った。電球はたったひとつしかないというのに。

14. 長い一日の仕事を終え、疲れて家に帰り、さあ、
これかゆったりとひとりの夜を過ごそうと、
電気のスイッチに手を伸ばす。
すると、そこにはもうひとつの手が・・・

15. 自分の家の庭で死体を見つけたら、ものすごく怖い。
しかもそれが自分の死体だったら・・・

16. 弟が昨夜また、迎えにきてくれと電話をしてきた。
それは彼が生きていたときにいつもしていたことだ。

17. 犬が中に入れてくれと、
ドアをひっかく音が聞こえる。
ドアを開けに行きかけてふと気が付く。
自分は犬を飼っていないということに・・・

18. 「誰にも言わないって約束してくれる?」
わたしは涙ながらに友だちに言った。
「昨夜、ママを殺しちゃったの」
「知ってるわ」
友だちは言った。
「私見てたから」

19. 窓の外を見ると、誰かがわたしのほうを
見つめているのが見えた。外へ出ると、窓の内側に
立ってこちらを見つめている男の姿が見えた。
わたしはただそこに突っ立って、男を見つめ返していた。

20. ハロウィーンは一年のうちでお気に入りの日だ。
血まみれになって、切断した遺体のを袋に入れて
持ち歩いていても、誰にも咎められないから・・・

via:thoughtcatalog// translated konohazuku
/ edited by parumo
▼あわせて読みたい
身の毛もよだつ。世界10のいわくつき
「幽霊トンネル」とそのサイドストーリー


日本の都市伝説が海外でどのように報じられているのか?
18の都市伝説をチェック(ホラー注意)


恐怖、呪われた6つの物品とそのサイドストーリー

ハッピーエンドでは終わらない。
悲惨な原話がある有名な6つの童話のホラーな展開


二度と電気が消せなくなる・・・
ホラーショートフィルム「ブラッドゲーム:クリック」


---
1. 匿名処理班 2016年08月19日 22:36 ID:FA5hCv1z0 #
インターネットの話だけ分からない

5. 匿名処理班 2016年08月19日 22:49 ID:I5o4zjbO0 #
ネットは、世界が自分だけになった恐怖かな。

21. 匿名処理班 2016年08月19日 23:46 ID:fJaOglr60 #
インタネットは昔のSF映画で使われるCQ無線が
つながらない=世界の滅亡というやつかな

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52223364.html

子「…このご飯、かたいね」
母「おこわ」
題「こわいご飯」

「行きはよいよい帰りはこわい」のこわいは
疲れるって意味だいね。疲れる・だるいを
こわいという地域ある。

こないだの笑点で、お題の幽霊になって一言だったか、
木久翁師匠が「いためしや〜」で座布団もらってた。
「外国人の幽霊がいた」てなことなのか、
すっかり忘れた。

19の窓から見てる人とこっちを見てる人の入れ替わり
で思い出したけど、水木先生の短編で、
最初に猫が机の上の花瓶か何かを倒して飛び出して行って、
なんやかやあって、落ちもまた同じ場面てのがあった。

最初と最後が同じてのはパターンだいね。
リプチンスキーて人の Tango という短編動画。
El inquilino #74 | Raúl Alonso.

ニコ動の方がいいな。iPadではニコ動は
埋め込みコードが表示されないので不便。
 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5008769

ともかく短い話は真似しやすいね。

最近、みんなが無視する。同級生も、家族までも!
僕が車にぶつかって、しばらく気を失ったと思ったら、
みんなの様子が変わってしまった。

学校の帰り道、友達を待ち伏せして驚かせてやろうと
思ったのに、驚くのは近所のお婆ちゃん一人だけなんだ。

お袋に毎朝起こされていたせいか、今も起こされるんだ。
お袋、もういいんだよ。もう十三回忌だぞ。

改めて記事読み返したら11に似てた。
こりゃダメだいね。

友達がひどく悩んでいたから真面目に応えていたが、
奴は腐って帰っちまった。
後日、ほんとに腐っちまってた。

駅のホームの下から男が顔をのぞかせている。
毎朝満員の中、誰も気づいていないらしい。
あるいは、関わりたくないのだろう。俺もその一人だ。
たぶん日課なのだろう、電車が過ぎるとまた顔を出す。
ときにぶつかることもあるが、彼は不死身なのだ。

娘が部屋を借りて一人暮らしを始めたが、
恐ろしい部屋だという。大丈夫なのかと心配したが、
本人は移る気はないらしい。
気になって訪ねると、壁と天井の白さが目立つ
無味乾燥な部屋だった。
新しい部屋だから当然とのことで、
どうやら私の聞き違いだったらしい。
そろそろ補聴器を使う時期なのだろうか。

怖いんだかおかしいんだか。
by buttonde | 2016-08-20 02:30 | | Trackback | Comments(0)

by buttonde