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風流荘風雅屋

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お上品を目指す、のんき節

からくり画

2017年3月24日
ラ・マシン初の公式本。
機械仕掛けの巨大マシンの写真やスケッチ、
制作風景、解説を掲載
からくり画_c0072801_20342122.jpg
「ラ・マシン(La Machine)」をご存知でしょうか。
フランスのナント市に拠点にしており、2009年には
日本を訪れ話題となったスペクタクルアート集団で、
機械仕掛けの巨大な蜘蛛や象、少女などの動くマシンが
有名です。ご存知のない方は、説明するより動画を
見た方が早いと思いますので、以下をご覧ください。

横浜開港150周年の記念イベント「開国博Y150」の
プレイベントとして2009年に横浜に来た際の光景です。
数人の操縦者が巨大な蜘蛛の脚や胴体を動かしています。



ラ・マシン 巨大クモパレード 後編 (HD画質)
横浜開国博Y150

以下は中仏国交樹立50周年の祝賀イベントで公開された
巨大なドラゴンのマシンです。火を吹いたり、
煙を鼻から出したりすることができます。
すごい迫力ですね。

Long Ma - Dragon - Machines de l'île - Nantes

現在、芸術監督をしているフランソワ・ドゥラロジエール
さんと様々なクリエイターによって1999年に設立され、
ヨーロッパを中心に、世界中の街で幻想的な
パフォーマンスを繰り広げています。
巨大な動くマシンが完成するまでに、技術者や彫刻家、
建築家、クリエイターなど30以上の専門の技術が駆使され、
木材、革、鋼鉄、銅、真鍮など異なる素材を、
それぞれの良さを損なわずに組み合わせています。

その「ラ・マシン」の写真、メイキング、スケッチ、
解説などが満載に掲載された初の公式本
「ラ・マシン カルネ・デ・クロッキー 写真とデザイン画集」
が4/7に発売されます。マシーン誕生の舞台裏を創作者で
あるフランソワ・ドゥラロジエールさんが解説で明かします。
作動中のチョウチンアンコウ。
ライトは光ファイバーが使用されています。
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ウミヘビの鱗を制作中。
マンタのヒレ用のクランク軸が設置中
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深海の世界、上面図。数パターンの口の習作が
鉛筆によって描かれています。
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チョウチンアンコウ、細部を描きこんだ全体図
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ラ・マシン カルネ・デ・クロッキー 写真とデザイン画集
http://plginrt-project.com/adb/?p=54868
by buttonde | 2017-03-24 20:45 | | Trackback | Comments(0)

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